モノの選び方〜①デザインと機能の考え方
①デザインと機能の考え方
品質、というのはモノを買うにあたって、かなり大事な部分です。
それだけに一人ひとりの個性や好みが出る部分ではないかと思います。
なので、以下は僕個人ならどう考えるかということを書いています。
僕の中のガイドラインは、軽い、頑丈、シンプルです。
ブログには書いていませんが、最近ジュライナインのスシサックを購入しました。
このスシサックは、巻き寿司みたいにコンパクトに丸められるトートバッグなのですが、57gという軽さ!
そして生地は丈夫なリップストップナイロン(生地が破れた場合でも破れが広がりにくい生地)、そして形もおしゃれ感はありながら非常にシンプルです。
軽ければ軽いほど足取りが軽く、行動的に過ごせる気がします。
丈夫だと長く使えます。
シンプルというのは僕にとって重要なことで、いろいろな機能が付いていても、結局はいろいろな機能の中から一つの機能しか使わないことが多いんです。
それならはじめから、よく使う機能に絞った方がわかりやすいし、選びやすい。
上記のトートの場合ですと荷物が少なく気軽に出かけたいときに、迷わず選べるというのがありがたいです。
人間の意思力は筋肉みたいなものと言われており、使えば使うほど疲れますし、上手に使えば鍛えることもできるそうです。
なので、朝よりも夕方のほうが誘惑に負けやすいようです。
話が飛びましたが、僕は細かいことでも色々考えてしまう方タイプだと思っています。
その点では意思力を浪費しやすいと思うので、考えずに決められるというのがとてもありがたいのです。
ちなみに服やカバンなどでは素材を少し調べるだけで、モノの特徴や機能、品質が見えてきます。
モノの特徴が見えてくると、モノを買うことと先の記事で書きましたモノを買うことで解決したい内容を上手にフィットさせる事ができるようになってきます。
Tシャツ一つとっても、着心地の良いスーピマコットンを選ぶのか、速乾性のあるナイロンを選ぶのか、あるいは麻を選ぶのかで得られる効果が変わってきます。
フィーリングで決めてきたという方も少し知るだけで選ぶのがより楽しくなるのではないでしょうか。
服などの代表的な素材を以下に簡単に書きますので参考になれば嬉しいです。
コットン(綿)…丈夫、着心地が良い、水分をよく含む。コットンの中でも希少性があり着心地が良いと言われるスーピマコットンがある。
ナイロン…丈夫、速乾性がある、色々種類があり、バリスティックナイロンやコーデュラナイロンは非常に強度があり、バックパックなどでも使われる。リップスティックナイロンは破れても破れ口を小さく保つことができる織り方をしたナイロン。リモンタナイロンは高級感があり、バッグなどによく使われる。
余談ですが、僕の一番好きな素材です。
ポリウレタン…伸縮性がありナイロンや綿と組み合わせて使われることが多い。特にスキニーパンツではほとんどと言っていいほど使われる。またコーティングとしても防水目的などで使われる。加水分解という経年劣化があり、数年でボロボロになる場合もある。
革…豚、牛、馬と種類がありそれぞれ特徴的。基本的には頑丈で、フォーマルな印象。手入れをすると長く使え、経年変化を好む人もいる。
頑丈で長持ちするため靴によく使われる。
麻…天然素材の中では速乾性があり、保存性も高い。着心地は綿に劣る場合が多い。
ゴアテックス…レインウェアを中心に幅広く使われる生地で、水は通さないが水蒸気は通すため、ムレが軽減される。
タイベック…最近ペーパーウォレットなどで使われ知名度が上がってきた。元々は建材。強度も高く水も通さず軽い。熱に弱い。
読んでいただき、ありがとうございました。